倭月愛々 過去ログ

 

2004/01/17 (土)

江戸ソバリエ

江戸ソバリエ認定講座を受け、蕎麦屋を30軒ほど回ってレポートを書いた。
今日はソバリエ認定式。
会場は麹町小学校(学区域は皇居から霞ヶ関永田町番町あたりの半径1キロ強)これが小学校かというぐらい豪華な建物。ここは都心の過疎地域なので一学年2クラス60人弱。この巨大な施設でうらやましい限り。
立食パーティー形式で、成績優秀者への表彰ののち、立食パーティーに。500人ほどのそば好き(というか蕎麦オタク)集まりちょっと疲れる。蕎麦オタクにも色々と流派があって、打つ・店巡り・道具・・・それほど多くの方とは話せなかったが、熱すぎる印象。
続編が開催されるようなのでそれはちょっと楽しみ。

スズナリ

ニューオータニのSATSUKIでピエール・エルメのケーキを満喫して、下北沢へ。どえらい久々のザ・ススナリ。彼女のお供なので関係者席。苦手だなぁ。
Tally-Hoなるユニットの「家族日記」という芝居。天皇が崩御する前後のある茶の間を舞台にしたホームコメディー。無名塾出身の役者が多い。ベテラン含めてみな芝居が上手くて安心して楽しめる。(これすらクリアー出来ないクソ芝居多くて。。。。)客層高い。僕より上、50代くらいまでかな。まぁ小箱の芝居だから身内多いのかも。中島淳彦の脚本がぬるい。コメディーの中に天皇とは、家族とは、のようなセリフがメリハリ的に散りばめられているのだけど、そういうところに来ると役者の言葉が不自然に饒舌になって気持ち悪い。古い戦友の裏切り、甘ったれのバカ息子などなど表面的には健全な家族が崩壊ギリギリの状況を迎えるところで、暗転、当時のニュース音声などがコラージュされてラストへ。家族全員がハッピーに人生ゲームをやっていて、その指示がそれぞれの将来を曖昧に暗示することで、曖昧に全てを解決。(結局なんにも解決していないの)
いまどき「お江戸でござる」くらいでしか見ることが出来ない安心印。
この浮世離れしたハッピーエンドが「安心して楽しめる」ホームコメディーの王道だと考えているのでしょうか。僕にはわからない。箱木宏美さんこの芝居の役作りはうんざりさせられたがかな〜〜り気になる役者さん。鈴木弥生さんのまめな芝居すてき!



この日の五穀六感

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