2003/12/19 (金)

手術 ふたたび

結局、無用のテンションを与えないように前日は見舞いも行かず、オペ前も時間ぎりぎりに到着。
血液検査の数値が正常なので手術が可能ですと告げられ、鎮静剤が効いたら手術室に行きますので待っているように指示をされる。
手術同意書のようなもの書かされるのかと思っていたが全て口頭で進みちょっと拍子抜け。どんどん段取り進んでいきちょっと置いてきぼりな感じ。(見積書だけは頼んで出してもらいました)
準備ができて先生に抱かれながらアイロンの後を。
薬が効いているためか、僕のことをとろ〜んとした眼で見る。目線だけはなんとか僕のことを追ってくるのがうれしくもあり、切なかった。
この眼差しは忘れられない。

手術室に入ってもぼーとしたかんじ。

粛々と準備が進む。

麻酔が効き始める

心電計、点滴、人工呼吸器などが取り付けられる

脚を固定して機材類の準備が進む。
今回は心電計の音にびっくりすることはなかったが、この音は緊張感をあおる。

ここで、アイロンとお別れ。
手術室を後にする。
あとは、先生を信じること、アイロンの力を信じること、
そして、神様、仏様にすがるしかない。

ここからはまた待合室のモニター。
バリカンで毛を剃られていく。

左後ろ足だけを残し手術布に覆われる。
バリカンを扱う人以外はつかみばさみで触れるなど思っている以上にシビアな管理。

膝上から足先までをテープでギブスされる。

低粘着のラップのようなフィルムで切開予定のあたりをカバーする。
ここでも3M!

切開が始まったみたい。
さいわい?手許がハイライトで飛んでしまっているのでよくわからない。

ムービー1(8.1MB) ←切開の模様
ムービー2(4.5MB) ←処置部分を露出させる作業か?
ムービー3(8.3MB) ←処置部分を露出させる作業か?pt.2

うぉ〜〜〜〜〜〜
一瞬の出来事だった
ハンマーでがつんと一撃。
少しずつ削って折り易くしてからとはいえ、見ているこちらが失神しそうなほど思いっきりの打撃。
僕に心電計ついていたらすごいことになってたはず。
手元脇に見えるのが使用済みのハンマー。

ムービー4(2.9MB) ←切削後の処置か?

縫合手術がはじまると腰が抜けた感じで椅子に座り込んでしまった。
写真撮る余裕なし。
処置が終わり麻酔が抜けるのを待つアイロン。

このあと、麻酔が切れてちょっと暴れる。
麻酔を切らせて意識を回復させるのは人の手術と同じなんですね。この瞬間が地獄なんだよね。いってぇ〜〜〜んだよぉ〜〜〜〜って唸っていたはず。

こんなかんじで待合室にモニターが設置されてます。

今日は僕一人だったので息が詰まった。

手術室から戻ったアイロン。
右脚には点滴管。
薬が効いているのでぼんやり。

闘いのあと。

おつかれさま。

4日間で退院できるということ。

これが切除された大腿骨の骨頭。
紐みたいなのが切れた靱帯。
この大腿骨頭靱帯の力でつながっているのだそうだ。
これからはこの軸受けがなくなって周囲の筋肉で押さえ込むことになる。
あまり激しい動きはできなくなるということなのでしょう。

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