倭月愛々

五穀六感〜中目黒、鶴橋、日本、世界の方々に豊かな実りが訪れることを

2009年05月24日(日)

美山に茅葺きに行ってきた(その2) [倭月愛々]

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茅を刈ってから待ちに待った茅葺き
今回は北側の小間(大きい屋根面を大間という)を葺き替えることに
なんど見てもこのお堂は気持ちがいい
由良川の支流棚野川とその枝流砂木川が合流するところに張り出した岬の突端の岩盤の上にある
ここは間違いなくパワースポット
お堂の仏様は2尺ちょっとあるとてもやさしい表情 ご挨拶すると白く化粧しているせいか微笑んでくれたような気がした
この集落の氏神様は見当たらず、どこにあるかも聞きそびれてしまい心の中でご挨拶

■今回の親方&職人さん

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塩澤棟梁
茅葺屋代表
職人と仕掛人(または思想家)を兼ね備える

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相良兄
淡河かやぶき屋根保存会「くさかんむり」代表
縄文とうずまきをこよなく愛するナイスガイ

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松木兄
美山茅葺株式会社
21歳ながら職人歴6年!
動きに無駄が無く手元やると勉強になります

■茅葺き作業
材料の準備編はこちらで(カブとかオサエだの)
下地と軒回りは既に出来上がっていて、比較的簡単な屋根の中腹で作業を行う

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足場板を立てる

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カブを並べる

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オサエを並べる

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これをもう一回繰り返し、仮押さえする

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屋根の勾配にあうように叩いて押し込む

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かなり叩き込む!勾配に揃ってきた

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上と較べて

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押さえの竹を留めるための針金をでかい針(ミシン針のように針先に穴)で裏側へ

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裏では針受けが表に指示し針金を受け取りレン(垂木)に回してまた表に返す

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年期入り過ぎのタタキ

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竹を締め上げる

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押さえ竹が効いてオサエがかなりしなってます

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ちょっと茅葺きの断面図作ってみました(たぶんこんな感じちゅうかっていう程度で)

↓作業風景の映像
カブを並べた上にオサエを並べているところ 並べる場所に応じて茅の質や長さなどの束ごとの個性を選択
職人だけの現場だともっとパンパンと進んでいるはずです(笑)

↓叩き作業の映像
茅がまっすぐ平行に並んでいると面白いように入って行きます
が、、、、
素直ではない茅の部分はタタキの面と角を上手く使って揃えます

塩澤さんと知り合うキッカケとなった藝州かやぶき紀行を改めて観たいなぁと思った
あの映画では、広島は屋根は葺く厚みが薄いので手を突っ込んでレンに縄を回す映像があった
塩澤さん曰く、屋根が薄いと耐久性が落ちるので頻繁に吹き替える必要があるとのこと
美山との気候風土の違いや茅の違いなどなど理由は色々あるようです

てかね、
そもそも茅葺き屋根って茅の断面がずらっと並んでることさえ知らなかったわけで
茅葺きの屋根が厚いのは雨がどんどん染みても間に合うためと思っていたわけで(本当は表面にしか流れない)
何からなにまでフレッシュ!だった
農と集落、そして茅場の存在意義など農文化の大切なものがすべて揃ってはじめて存在するのが茅葺きだった


前日の模様


<追記>
竣工したようで??す

Posted by 脇本秀史 aka 倭月(wacky) at 23時39分

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すごーい!
茅葺き一度やってみたいなと思っていたんですが、
こんなワークショップがあるんですね。
茅を刈る所から、茅を葺く所までやるなんて、徹底してる!
面白いレポートありがとうございました。
勉強になります。

ハコ 2009年06月01日 22時01分 [削除]

今週末は神戸であります
まだまだ、一般の方を巻き込むまで至っておらず、建築周辺の学生さんの参加が中心ですね
茅葺きとそれを支えていた社会を理解することは日本を理解することになるんかなぁと朧げながら感じましたよ
それには茅刈って葺くまで体験するのが一番ですね きっと

脇本秀史 aka 倭月(wacky) 2009年06月02日 21時26分 [削除]

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