倭月愛々 過去ログ

 
2003/08/28 (木)

早川町
取材スタッフが泊まる薬袋(みない)集落の氏神様 子安八幡。
苔の絨毯が好きで毎日お参りする。

薬袋集落は南側斜面の扇状地に拡がる。集落はずれには沢も流れ、日当たり・水ともに早川では恵まれた土地。
そば・茶・ぶどうからワサビまで小規模ながら栽培している。

山と川の町なのだが、町の中心を流れる早川はダムが出来、送電用水として山中に掘られたパイプラインでショートカットされるので川幅に較べて水流は貧相。
ダム放水のせいか、無数にある砂利採取場のせいか、水は昼前になると濁る。
生活用水も垂れ流しなので洗剤の臭いがかすかに漂う。

山奥の集落にも郵便屋と宅急便が毎日のように現れる。
宅急便の兄ちゃんは住民がゲートボールに興じてれば、そこに顔出し受領サインを貰っていく。

榑坪という集落で取材。
おばあさんと道端に腰掛けながら話を聞く。
まぁお茶でもと家に呼ばれる。
昨秋けがをして5月までリハビリ施設に入院、車椅子の生活を勧められたほどの方が畑に出て働いている。
道芝を刈ってきて一日干して縄をなうという。

結局、気が付くとお昼までご馳走になる。
出された漬け物にはばぁーーーっと味の素。
今も使われているかのような釜が台所で存在感を放つ。

早川沿いのキャンプ場で川遊びを。
信じられないほど水流が少ない。
おかげで比較的安全に川遊びが出来る。
水は冷たいが泥粒子で透明度も低く、洗剤臭もかすかにする。
野川の方がきれいだと思う。
久々の川遊びはスリリング。

夕食は自炊。
町に夜も開いている飲食店は片手以下。
この日は僕がなんとなく調理担当。
コンビニはもちろん、生鮮食品を売る店は無い(週に2回移動販売車が来る)のでありモノだけで何とか調理。
とうがんのスープ、クーブイリチー(ここでもかい!)、茂倉瓜と豚肉のとろみ炒め、白菜・ツナ・春雨のサラダなどなど、、、

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