倭月愛々 過去ログ

 
2003/03/29 (土)

松浦弥太郎
ワンプレート・ギャザリングが西郷山公園なので遊びに行く。Cow books松浦さんと後藤繁雄の対談。アイロンの友達の散歩タイムだったので、次々と知り合いが来てしまい断片的にしか聴くことが出来なかったのですが、見かけや話しぶりや文章とは違ってけっこう熱い人で意外。
世代の話になって僕と歳近いことに気付く。常々感じている僕らの世代の課題や問題と同じことを話されていたことに大きなイエス。

南風食堂の花見弁当の蕗味噌と蓬の卵焼きが美味しゅうございました。

朝飯抜きの僕には弁当もの足りず南風の面々とマンゴスチン・カフェへ。旅行続いていてずっと顔出せずの久々ユキちゃん。ランチ2人で回してたから死にそうだった。ねえさんが食べてたザグ・カレー美味。もちろん、プレートもね。ダイくんロン毛ばさり切ってショートで微妙になまめかしい(笑)。

三木記念館
南平台の三木武夫元首相のお宅が記念館になっていて、そこで夜桜を観る会があるというので顔出す。
その前に花見の宴を掛け持ちして到着したのはてっぺんすっかり回っていた頃。もう終わってると思ったのだが、長谷川ちゃんが近くに居るなら見に来たらとのことなので千鳥足で。鉢山町の宴からの道のりが遠かった(笑)
三木さんのお宅は2度目だったが、明かりを消して眺める夜桜は最高。この時間ともなると残っている人は50人くらいだったが150人を超える人が居た名残が点々と。ジャズ(というか、べたべたなフュージョン)のライブがとても良い。ギターがいい。このあと誘われていたクラブ行かなくていいやになる。
そのあと、真っ暗な2階の和室で桜を。染井吉野よりも赤みのある寒桜系の花が美しくもう満開。一本桜もここまで大木になると美しさにも迫力がある。静かに桜を観ながら話が出来ることってあまりないので、どんどん気持ちが入っていく。流石に三木邸、美味しい徳島の酒が振る舞われひたすら静かな心でおしゃべり。
写真家嵯山ゆりさんと会場で知り合い、一角で写真展をやっているというので見に行く。サンフランシスコのPeace Marchを素材にしたものだった。写真そのものは先日参加したパレードとなんら変わることなく新鮮な驚きはなかったのだが、キャプションにあった『これはデモじゃないマーチなんだ』というような意味のタクシー運転手の言葉に目から鱗。あまりのシンクロに酔いも醒め頭が高回転。殺されたくないよって気持ちで今度の5日にも行ってみようと思った。戦争反対とか、何々ノーって叫ぶのは嫌なんで小道具で気持ちをアピールしたい。嵯山さんがサンフランシスコのものを真似てヒルサイド・パントリーで焼いて貰ったピースパン(ピースマークのパン)ってのはとっても良いアイディア。


そうそう、前回のときに嬉しかった多様性のひとつ殺すなネットワークのサイトも一回見てほしい。あのパレードの中ではユニークであったけど、単体で見たときにはあまり多様でなかったところにちょっと僕が入り込めなかった何かがあった。でもクリエイティブとして美しいというのはやる側のテンションとして大切なこと。


mail bbs index top home

this cgi script suported by appleple.com(a-News1.54)