Sunflower [さんふらわー] [曲名]
1999.6.24

さて、記念すべき第一回の連載です。やっぱ、最初は自分の好きな物で。本能の赴くままに熱いリビドーをば(笑)。でも一回目からディスクレビューだ。他にネタは無いのか?>俺。

曲名は「ひまわり」。同名のアルバムに収録。新宿の某ジャズバー(居酒屋かも)で飲んでいる時に店員さんがそれを懸けたんです。「かわいらしいジャケだなぁ。。」。ダチョウですよね?コレ→。

曲の方は?といいますと、イントロに少しMiltのvibが絡みます。ゆっくりとしたリズム&トランペットが流れた後、じわじわっと疾走感の有るリズムが立ち上がってきます。「夜」から「夜明け」へと繋がっていくように思われます。これが交互に繰り返され、「はい押してェ〜、引いてェ〜♪」と展開して行く。このやり取りがカッコイイです。10分もある曲ですが、リズムの入れ替わりが長さを感じさせないです。うまいね。Miltは5分目くらいからソロしてます。うねり強のvibで。

「これって、どんな時に聞こえてくるのだろう?」と考えます。皆さんもされていることでしょう。

ズバリ「廃線になってしまった特急あさま」

田舎に帰るときはいつもこれを使っていました(with 峠のかまめし)。群馬-長野境の碓氷峠、いくつもトンネルを抜けます(牽引用に電気機関車を連結するくらい急な峠です)。一瞬、トンネルを抜けて見える谷間の風景。またトンネル。またトンネル。。
かまめし完食の頃、霧深い峠を抜けきりスピードアップ。。この時、窓に映ってた風景が「Sunflower」でしたね。

結論: 「Sunflowerはかまめしと一緒に召し上がれ」

はい、これでオッケー。ノー・プロブレム。

Milt Jackson:
ビブラフォン(鉄琴)奏者のハシリですね(クラバーには「Matar」のDave Pikeの方が有名でしょうか?)。1940年頃デビューし、vib奏者としてMJQ(Moden Jazz Qualtet)の一員として活躍。作品としては別にクラブ向けの作品ではなく、どちらかというと「ど」ジャズのような物が多いです。MJQ自体がクラシックと融合したジャズでしたから。MJQ脱退後、ソロになってからはファンキー路線も有って、中にはフロアでいけるような物も有ります(MJQ時代はリスニング物として聞いています)。特にこの「Sunflower」はフリーソウルっぽいと感じます。

ふう。。。ディスク・レビューってムツカシイですね(ってゆうか、レビューになってるのか?)
全国のディスクレビュー批評家さん。批評してください。
sunflower.jpeg
ダチョウいっぱ〜い♪

インデックスへ戻る
Taka