9/1 読谷 コザ

 

 

 遅く着いたコザでなんとなく不完全燃焼で北谷に移動するもたいがい閉店後。なんとなく勢いで残波岬まで来てしまいそのままキャンプ。深夜なので気付かなかったが、海も景色も施設もとっても素敵で、読谷村青年エイサーにも行けたわけだからこれこそカミの思し召し。

残波ビーチからの帰り、みつけた怪しげな看板たよりにビーチロックハウスに辿り着き、ジュースのみ夕陽を楽しむ。沖縄のバックパッカー界のカリスマの宿と後で知ったが、もうすっかり観光地というか、空気に酔いたいってかんじの人が多くて(もちろん気持ちの良い人ばかりなんだけど)ちょっと引きました。ロケーションは最高!うまいスタンスで使えば十分楽しめる宿。たぶん、ちょっと冒険してみたい症候群の青山系OLなんかもけっこう来てるでしょう(笑)

根の生えそうな気配を振り払いエイサーへ向かう。象の檻、補助飛行場などの基地跡に立地する野球場が会場でいっぱいの村人が飲み物・食べ物を大きなクーラーボックスに詰め(ほんとに沖縄のどこ行っても基本)持ち込み楽しんでいる。屋台で売ってる酒はもちろん残波。一升瓶から大きなコップ一杯注いでるから太っ腹と思ったら水割りをビン詰めにしたものだった。

スタンドに坐り屋台で買った酒と沖縄料理をつまみながら眺めているとエイサーの楽しさ見所がだんだんと分かってきてはまる。これは、コザの全島エイサーも見なければ(花火もあるしってのが本音)と思い夜道を向かう。突然の大雨のおかげで運動公園へのアクセスが楽になり、最後に間に合う。雨でもあれだけの人がいるのだからすごいなぁ。で、最後の地区が踊り終えるか終わらないかのうちに、人がどんどんグランドに集まり出すから何かと思っているとカチャーシー(フリーダンスみたいなもの)がはじまり巨大なダンスフロアーとなる。

 
残波岬 残波岬 どんどん流される ほたる見公園 ほたる見公園
青年エイサーへ 可愛い男たち 夕陽 ビーチ69犬 ビーチ69犬
スタンドもいっぱい 平和の森球場 平和の森球場 屋台滑走路跡嘉手納基地 セルフのジュース屋台
   
全島エイサー カチャーシー直前     残波岬灯台

 

 

 

 9/2-9/6 ヤンバル 台風16号 南部

 

 

名護で腹ごしらえしてひたすら北を目指す。大宜味村に入るとすごく良い空気を感じる。道の駅へより情報仕入れて芭蕉布会館へ向かう。そして、また、ひたすら北へ。カニやカメが道を渡るらしい。国頭村へ入るといきなり巨大な道の駅がありびっくり。そこから先のひなびた味わいとは対照的で、ウルグアイラウンド対策費?とおぼしき施設でした(笑)

で、辺戸岬に立ち寄りそのまま国頭村奥へ。おくみどりという美味しいお茶(味が濃く甘い)の産地。この集落唯一の売店の奥共同売店で購入する。(さすが共同店。レジ打ちもおぼつかず、値付けも把握してません)

 
生BGM@八重食堂 かなり深刻らしい 芭蕉布会館猫 芭蕉布会館猫 かに注意!
巨大ヤンバルクイナ笑 辺戸岬 今度はかめ注意! 国頭村奥 名前の通り奥の趣
 
いい看板 山道なのにカメ注意 茅打バンタの夕陽   瀬底ビーチ

巨大台風近づいているが、古宇利島ウンジャミ(海神祭)を諦めきれず名護に一泊。とりあえず運天港に行き尋常じゃなく強くなる風を実感して諦める。(それにしても港は小さかった羽地内海一面に避難してきた船がびっしり。台風やばい予感して大宜味村ウンジャミも諦め高速で那覇へ逃げる。おかげで首里そば喰えた。レンタカー返すも、帰りの足が大渋滞で無く、瞬間最大風速46メートルの暴風雨の中、小禄から沖映通りの宿まで1時間歩く。ガードレールを握ってると身体が浮くの。電線や鉄塔が風で泣く。コンビニやファミレスの看板が至る所で割れ、飛んでる。ほんとに生命の危険を感じた。

巨大な台風の目に入った夜は不気味な静けさ。モスバーガーとコンビニだけが営業。翌朝、暴風と雨でデジカメも壊れた。市場通りも、まちぐわぁも開いてる店は皆無。行き場を失った人々がうろうろ。開いてる沖縄すばは繁盛。

   
デジカメ壊れる瞬間 看板割れ木は折れる 犬も暇そう    

台風抜けたものの飛行機は飛ばず暇なので、返し風の中、車を借りて南部を回る。毎日そばとともに食べている冷やし物の集大成?名物しろくまをまず。そして喜屋武岬まで行く。台風の高波で30メートルはある岬の上まで波しぶきが跳ね上がる。その後、新原ビーチそばの浜辺の茶屋山の茶屋は台風のため閉店中)行く。ロケーション勝負。味はぜんぜん。帰りは恐ろしい豪雨。首里の居酒屋語れ小(昼はあらぐしく)でそば。おじぃ・おばぁの歌声が素敵だった。三線も。踊らされた。

   
荒れる喜屋武岬 新原の愚連隊犬 車に乗るわ道ふさぐわ    
 

 

 八重山

 

 

2日待ってやっと飛行機飛ぶ。石垣空港周辺はキャンセル待ち難民で溢れかえっていました。正味2日しかないので、思い切って西表島に行くことに。上原に行くは出てないので、選択肢は大原のみ。リーフの中を行く船ですが、流石に波荒くジェットコースターな瞬間がたびたび。宿は迷わず竹盛旅館へ。料理美味い。ラウンジに西表などの自然関係の蔵書がいっぱいあり非常に助かる。エアコンがベランダにあり窓開けて過ごす人にはうるさくて辛いのがたまに傷。朝早起きして裏の亜熱帯植物観察路を。ざっと数えただけで10種類以上の蝶が乱舞するのでマニアにはたまらないはず。(台湾からも台風などで飛ばされてくるらしい)日本最大のジャングルの眺めは以外と地味やなって感じでした。でも、色んな植物、苔、、猪の泥浴び場などなど楽しい山道。(だいたいビーサンにTシャツ&サロン巻きで行くとこではないらしい)駆け足ながら2時間の探検旅行。涼しいうちで大正解。で、食後、仲間川のカヌーツアーに。宿の人に一日コースを強引に勧められたので騙されたと思ってマリンレジャー金盛に申し込んでもらう。

1万円は痛いなぁと最初は思ったが、終わってみれば、大満足。ガイドなしに行ったら気付かないコト、モノ、視点などたくさんあった。観光客が自然に入って行くには適切なガイドが色々な意味で必要であることを実感した。もうちょっと高くてもより専門的なガイドが生まれ、育成されるならそうすべきであると思う。気軽に観光客が入るべきではない。

アオショウビンをはじめとして珍しい鳥、色々なシオマネキやコメツキガニ、こぶし大ほどの巨大なシジミ!、もちろんマングローブ。。。。もういっぱいいっぱい。

 
石垣港 仲間川展望台 牛は木陰で 仲間川 マリンレジャー金盛犬
   
共同水道と山羊 水牛 水牛    
 
上原港 名物犬達がお出迎え 上原港 上原港  

 

 

 
   

 

 

2002 8月<HOME・>2002 9月